albatross-technology エンジニアのブログ

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実験

風車制御練習用ミニベンチ

いきなり20kWの実証の前に,ロジックや誘導モータの特性に慣れてもらうために,0.4kW×3台の模擬発電機と1.5kWの模擬風車をベルト駆動でN制御さん,I社さんに作っていただきました.

サーボ制御

サーボアンプのパラメータをパソコンからUSBで書き込みます。

サーボモータ,サーボアンプはヤフオクで購入.

コネクタケーブルが一番高かったりしました...

三菱のサーボアンプはアンプ,サーボの稼働時間を読み取れて劣化度合いがわかって便利.安心して使えます.

CADyな設計

水槽試験で使う張力装置(風車模擬)をCAD(素人だったので勉強しながら)で作ってみました.MISUMIや三菱電機やらで3Dモデルがあるので,これを組み合わせるだけで装置ができてしまいます.一番下の板は3Dから2D図面に落として近隣の加工屋さんで作ってもらいました..頭の中で2D図面を組み立てるとミスもあるのですが,,CADだと見える化できて素晴らしい.

CADyな生活#2

こちらは,PTOチーム沖さんとの合作.CADだと分担して,合体させたり,アイデアを入れて修正したりできて,とても便利.
風洞試験は簡単な台ですが,実は固有値計算が必要でした.
風車を支える軸受け間の距離は短かくしたいところですが,そうなると軸受けの支持構造で乱流が起きて風車に当たる風が乱れてしまいます..
L字鋼を太くすると剛性稼げますが,二人で運べない重さに...
断面二次モーメント見つつ固有値と断面積で重量とを電卓(EXCEL)でたたきながらのCAD作業で,見かけより奥深い設計になってます.
 風車にかかるスラスト荷重も測定するために,台全体をひずみセンサで浮かしてます,風向き方向には動くがそれ以外には動かないように設計.センサはなんと体重計で使われているアンプ付きひずみセンサで装置を安く仕上げてます

レーザ変位計

固有値の測定用のレーザ変位機.これまたヤフオクで,格安で仕入れました.加速度ピックだと低周波は検出できないので,応力や変位で見ないといけません.風車で使うCFRPは金属よりヤング率は低く(曲がりやすい),長いのでどうしても固有値は下がってきます.

まずは,お試しに,目の前にあった扇風機の羽根を測ってみました.羽根形状を距離で表現するとこんな波形になるんですね...面白い

風速計

風車業界にいるので、風の強さは大体言えるようにしようと、ハンディ風速計を購入。強い風と思っても意外と早くない。5m/sともなると結構強い風です。

ブラシ

回転する風車への給電のため、スリップリングを設計。ブラシ構造は自動車用発電機オルタネータを分解して真似して設計してます。

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